「鍼灸」「しんきゅう」とも呼ばれ、もともと人に備わっている“体を元気に保とう”という「自然治癒力」に対してアプローチしていきます。実際には、症状にあった「ツボ」に、金属の細い鍼を刺入したり、もぐさを置いて燃焼させたりして刺激を与えることで「自然治癒力」を活性化させていきます。

はりやきゅうをすると、そこから血流がよくなったり、経絡や神経を介して免疫や内臓のはらたきが良くなったり、筋肉の緊張がゆるんだりします。

くろねこはりきゅう院では、お体に合わせてさまざまな鍼や灸、そのほかの道具を使い分けていきます。

鍼について
当院で使用する鍼は、すべて使い捨てディスポーザブルの鍼となっていますので感染の心配はございません。一番細いものだと0.12ミリで髪の毛の太さと同じくらいです。痛みはほとんどありません。刺さない鍼(鍉鍼/ていしん)や置き鍼なども使用していきます。


灸について
直接肌にもぐさを置いて燃焼させる透熱灸、筒の中につめたもぐさを燃焼したり棒状のもぐさを燃した輻射熱で温める温灸、箱に炭化したもぐさを置いて温める間接灸など、さまざまなお灸を使用していきます。


吸角について
カッピング・吸玉としても有名です。当院ではガラス製のものを使用。ガラス玉の内部を陰圧にして、背中や腕などにつけ、皮膚を引っ張って筋肉の緊張を緩めたり、血の巡りをよくしたりします。跡がのこることがございますが、数日〜数週間で消えますのでご安心ください。


かっさについて
専用の板を用いて、皮膚の経絡や反射区をこすって刺激します。中国の民間療法である「刮痧(かっさ)療法」が原点で、血の滞りを解消し経絡の流れをよくしていきます。